2012.10.15
保育士さんは4位
昨日の新聞で保育士さんがフィーチャーされていました。
画像の内容に関して特に目新しさは感じませんが、実際この憧れのまま学校を出て就業
される方は全体の25パーセントだそうです。
単純に想像されるのが憧れで勉強してきたけど、実際ほかの仕事のほうがお給料もいいしという
心の動きです。
職業選択の際に経済合理性が優先されたりするのは何も悪いことではありません。
ここでいえることは保育士、幼稚園教諭というのはたくさんの人の憧れや善意で成り立ってしまっている
ということです。
お給料云々はその仕事に携わる方というのは社会に対して不満を表明しにくい分野の問題だと思います。
また1、2、3位の仕事と比較しても公共性が非常に高く、自治体等の財源を考えると
当の本人は事情がわかるだけに自らの待遇はないがしろにせざるを得ないのかも知れません。
こうしてブログに書いてもお給料も上げて携わる方を納得させる方法があるわけでもありません。
保育園、幼稚園の多くは補助金等で成り立っているようです。
だからしっかりサービスしろという声もありますが、
実は逆で一般商業レベルの過大なサービスを要求するのであれば、
もっと料金払ってくださいよというものの見方も成り立つということでしょうか。
補助金なり公共的な資金が使えるというのは運営側だけではなくて、
こどもを育てる側のメリットでもあるということです。
保育士さんや幼稚園の先生とお話しているとずいぶんキツイお話もあるみたいです。
こどものコトだから過剰に反応したくなるのもわからないでもないですが、
道理とか理屈だけは最低限皆が理解するべきかと思います。