2012.12.15
お子様連れの面接のワケ
ここ数日の新聞記事には子育て支援や、保育環境に関する記事が多いです。
選挙のときここらあたりを話すと票が集まりやすいからなんでしょうか。。。急に増えました。。。
パーソンズはお子様連れ面接OKにしていますが、コレにはきちんと理由があって、
以前から話していますが、待機児童の問題はハコが無いことより保育士の不足の方が深刻なんです。
ハコを増やす話の方が利益を得る方が多いのか。。。大人の事情ですかね??
そこそこおっさんの年齢の僕にも、待機児童対策の議論がハコに向くのはさっぱり理解できません。
保育士の不足というのは定められた行政基準の問題もあるので、
行政基準を見直すか、採用を増やすかしか対策はありません。だから議論すべきは基準の問題か
保育士の数になるはずです。
基準の話をするとサービスを受ける側、提供する側の利害が一致することは無いのでここでは
書きません。というかそこに僕は答えを持っていません。で、数の話。
そういった事情もあり、一般的に人の不足を埋める方程式が使えないわけです。
仕事の効率を上げるとか、設備を導入するとかは全く使えません。
子供さん○人に保育士△人と決められていますので。
で、超微力ながらパーソンズにも保育に携わる方の裾野を広げることくらいは出来るはず。
で、広げようと思うとママさんとか、学生さんとか今携わりたいけど、携われない方に少しでも絡んで頂く
必要があります。
ママが働く環境のために保育士が必要で、保育士を志すママが働いたり面接に行こうと思うと
子供を預ける場所が必要になるという。でも働いてないから預けられないという、
なんともよくわからん話が出てくるわけです。
で、極細の零細企業のパーソンズはせめて面接くらいは気軽に来てよ、と。
実際一緒に来られた方々には少し喜んでもらえます。
雇用サイドが少し気を利かせることで、子育てママさんの働くマインドが少しでも高くなればいいと思います。
保育に携わる人を増やす。
些細なことでも続けていこうと思います。
で、向かう先はやさしさ採用を決断してくれた園の保育士確保へと。ここはここできちんと
まわり始めています。極細のわりにはやるじゃないか。
まだまだ課題満載。でも具体的に出来ることからきちんとやっておこうと思います。