2013.01.11
保育士・幼稚園教諭な人々
2013年が始まってからベテランさんの問い合わせが増えている。
先日80歳の方からお電話を頂戴した。
聞けば待機児童の問題をよく耳にするが私に何か出来ないでしょうか?と。
こういう真剣な問いかけに対して、年を理由に出来ないと答えることも、情にほだされて無責任に出来る
出来ると答えることも失礼だからお年から推察して出来そうなこと出来ないことを
答えさせて頂いた。
知識・知恵を借りることならしたい。
ただ現場で人手となる仕事はお任せできませんと。
声も若く、耳もしっかり聞こえておいでのご婦人は最初から最後まで僕の話をきちんと聞いてくださり、
よく考えた上でまた連絡しますと答えてくださった。
『あなたのように真面目に取り組んでいる人もいるんですね』
と褒めても頂けた。これはうれしい。
最初から最後まで給料の話は一切無し。年金をもらってゆったりした老後を過ごすべき方が
まだ何か出来無いかと考えて、パーソンズに電話するという行動に出る。
どう表現すればご婦人にふさわしいのか今もってわかりませんが、
胸が熱くなったお話しでした。
保育・幼児教育に携わる方にはまだまだとんでもない意欲・熱意の持ち主がいるもんだと
改めて思い、改めて保育士・幼稚園教諭の善意のカタマリに驚かされた次第です。
また電話しますとやさしい声でおっしゃったことしっかり覚えています。
またやさしい意見を聞かせて頂ければと思います。