2013.02.09
リクルートという会社
リクルートの江副さんが亡くなられたとのニュースが出ていました。
僕は独立した4年前、リクルートのグループ企業で3年ほどお世話になっていました。
そこでカルチャーショックを受けるほどいろんなものの見方、感じ方、考え方を
学びましたが、リクルートに長年勤められた方の多くが江副さんという方の話を
折に触れてされるたび雇用とか道徳的なものをきちんと考え実践された
方だったんだろうと感じずにはいられませんでした。
僕は江副さんを語れるほどリクルートを深く知っているわけではありませんが、お酒の席なんかで
創業者の話がスッと出るのは他の大企業では中々無いことで会社を伸ばし続けるというのは
テクニックとかより、ずっと変らない使命感みたいなものの方が大事なんだと思わされたことも
しばしばでした。
リクルートは値引き的なものがありません。
それはいつその商品を購入しても値段が変らないのは顧客が商品を購入する上での安心感につながる
から値引きをしないそうです。これだけ見ても僕は大好きな考え方です。そういうポリシーが会社として
守られているから求職者の人はずっと無料で仕事情報を得られるという社会的インフラの
機能を維持できるのだと思います。
リクルートは先日長らく使用されたカモメのロゴを変えられたようですが
ロゴが変っても、経営者が変っても、
リクルートの人たちの使命感と言うのはこれからも変らないだろうなぁとしんみりしながら
感心したり。。。しています。
変らない使命感が脈々と引き継がれるそんな企業になれるよう、ちょっと気合を入れなおして
がんばろうと思います。