2013.02.16
人事異動について
パーソンズみたいに小さな会社には人事異動なんかありません。
せいぜい席替えくらいのモンです。席替えは楽しいんだよ。
で、その席替えではなくて人事異動のこの季節は不安、不満も発生しやすいようです。
基本的に人事異動を喜ぶ人は少ないようで、僕のように会社にいたときから言われた場所に
シッポを振っていく人は珍しいです。
人事について不満があるときよく出てくるのが公平性とかが視点になることがあります。
というかここに不満のほとんどが詰まっているように思います。
で、公平性。公平性なんか担保されません。人事に関して公平であることは無理です。
ただ異動を命じる側は納得感を追求したり、使命感を持って新たな任務に取り組めるような
伝え方をする必要はあると思います。
僕に北海道に行くように命じた当時の上司は僕が北海道に行くに当たり何をしに行くのか、
何をするべきなのかとても丁寧に話してくださいました。
20代のときですし、街も会社での役割も華やなに見える都会にいたかったです。
同じ数字を作っても北海道と東京では評価は同じでも注目度が違います。そういう公平でない部分、
公平にしようがない部分を言葉で態度で伝えることはリーダーの役割というより責任だと思います。
そういう言葉態度で伝えてもらえたから使命感を持って必死に取り組むことができました。
20代でこういうやり取りを経験したことで
異動を命じることがあった場合、納得されてるかどうかはともかく納得感とか使命感を損なわない
様に気をつけて伝えるようにしています。
会社のルールだから等々言われると命じられた側は従うしかありません。
ただし、これに関してはやっぱり会社とはそうあるべきだと思います。指示は絶対で良いと思います。
これに反対するのはわがままで、それこそ公平性が欠如します。
人事異動の季節です。新たなチャンス、成長機会と捉えるのが一番みんな幸せな気がします。
広告にサクラを使って作るよう指示を受ける機会が増えています。
人事異動やら、引越しやら、3月に入ると世間は色々バタバタするでしょうが、
零細企業は静かなモンです。世間がバタバタしているうちにドトーの様にお仕事進めます。