2013.02.18
ブレーキとトイレとアイアンシェフ
雪国での運転でブレーキを踏む。車がスリップする。
この時どうするか?ブレーキから脚を離します。また踏みます。これをポンピングブレーキといいます。
今の車はABSが付いてるからそんなモンは必要ありません。
ポンピングブレーキの難しいところは滑ってる車を止めたいのに足を話す行為です。
※すべる前だったら難しくなく止まります。
でも滑っている最中にブレーキから脚を離せるか。。。ま、無理です。ってか無理でした。
カーリングのストーンのように滑って行きました。。。運転下手だから仕方ない。
本日お邪魔した園はトイレの床が木でした。普通はタイルとかです。
以前テレビで見ましたが、フレンチの鉄人坂井さんのお店の厨房も床が絨毯でした。
掃除の手間を考えると両方とももっと違う材質にするべきなんですが、発想の転換というか、
汚しにくいようにすると汚さないようにする心理が働くんでしょうか。
たぶん鉄人の厨房は食材とか道具を大事にしろという意味であえて汚してはいけない
ようにして、物を大切にする心とか丁寧に仕事をするということにつなげられていたと思います。
ただ両方ともハッキリしているのはやれば出来るだろうと
使う人をまず信用するところから始めないとこういう思い切った手は打てないと思いました。
絨毯も木も汚れたりしたら洗うのが大変だし、ましてや場所が場所だけに
やっぱりやめたとは出来ない場所です。なんせ床です。
坂井さんもその園長さんも
『いやいやうちの子はみんなちゃんとできますよ』的なことをあっさりおっしゃいましたが
『あっさり言うな。あんたの発想がすごいよ』 と心の中で突っ込んでいたわけです。
たかが床、されど床。。。
止めたいのにブレーキを踏むことを止める。
汚れると困るし、清潔にしたいと思うのに掃除しにくい材料で床を作る。
使う人がちゃんと使ってくれると信用する。言うのは簡単。
整理・整頓・清潔・・・とかって実践するのも好きだけど、この話しはそれを超えてるなと。
こういう考え方は私生活、お仕事いろんなところで参考にしたいと思いました。
色々と考えさせられる1日となったのでした。