2013.04.06
成長のタネ
不安・困難・恐怖。。。そういったものが、成長のタネであることを僕は本日再度認識することとなりました。
先日長女が奈良のおばあちゃんのところに一人で行くと言い出した。
僕はいわゆるノミの心臓というか気が小さいほうなので、やっぱり怖いなと思ってしまう。
『変なおじちゃんがイタズラしてきたらどうすんだ??』
娘の返答は
『蹴る』 だった。。。どうやら腹をくくったらしい。
こうなったら止めることは出来ないので、本日行かせることにした。
家を出発したら途中で不安がどんどん増してきたらしく電車に乗る直前に
ワンワン泣き出した。表情は完全に怖気づいている。
こうなると腹を括り直さないとつらいだけだし、腹を括るのは本人の仕事。
『やめとけば』 『行く』
『帰ろうよ。』 『帰らない』
のやり取りを何度が繰り返してから泣きべそのまま意地を通した娘を電車に乗せたけど。。。
こうなると親の方が頼りない。。。
で、ホームから車内の娘を見たら、直前に教えた携帯メールを打っていた。
『いってきます』
こどもは吸収が早いと改めて思ったのがここからで、最初は普通だったメールが、
旅の途中から絵文字やら顔文字をガンガン使い出す始末。
メールの内容を見ていると怖さのピークを超えてから、
旅の終わりが見え始めたことで周りの景色を見て自分で時間を楽しんでいることがよく伝わってくる。
天気が悪いのが気に入らんと悪態もつき始めている。
些細な小さな短い時間だけど、娘なりに感じていた不安を乗り越えたことで
少しだけ成長しているのがよくわかる。
不安も困難も恐怖もめんどくさい。無ければいいけど生きていく上で避けられないことの方が
多かったりする。だから挑めばそれなりにボーナスがもらえることを理解しているかいないかはとても
大事だと思います。
ずっと不安は困るけど先に光が見えると一気に楽しくなる。
止まない雨は無いといいますので、
どんな嫌なことも終わりがあるし、それを知っていれば、体験すれば楽しみながら成長が得られる。
知ってたつもりのこんな事を本日改めて心に入れ直したような気がする。
これからの僕はもっともっと頑張れそうだ。