2013.05.11
5月の保育園・幼稚園というモノはですね
先月は新年度ということもあり、たくさんの先生方が新しい職場に着任した。
その中でも数人の先生達は自分の希望と違う、職場、職務についてくれました。
担任は希望していなかったが担任を引き受けてくれた人、
幼稚園に行きたかったが保育園に言ってくれた人、
その逆もしかり。
まだ全員と話せて無いが、概ね新しい職場、職務で落ち着き始めている。
園はGW明けの戦争のような状態は続いているようですが、先生個人に目を向けたとき
新しいいすがようやく馴染んで来た空気を感じます。
先生は大人ですから1ヶ月もあれば新しい環境になじみます。
保育園、幼稚園と言うのは4月に子供さんが新しい環境に時間をかけてなじむ季節です。
なじんだところで子供さんは親兄弟のいる環境でGWを楽しく過ごします。
せっかく4月頑張ってなじんだのにGWでチャラになります。よってあとしばらくの間は幼稚園、保育園は
戦争状態なのです。だから今営業の電話をかけたりするとけっこう激しく拒絶されます。
だからパーソンズは4月豚のように眠っていました。
通園バスに乗る前にぐずっている子供を親からさらって行く様にバスに乗せる先生を見ると
冷たく感じるかも知れませんが、集団生活と言うのはそういうもので、そこで涙ぐむお母さんにいちいち
説明していると、ほかに涙をこらえてバスに乗っている子供まで更にぐずることになります。
だから先生は親に印象が悪いことを承知で笑顔で子供をつれて行きます。
一人泣くと連鎖反応が起こります。連鎖が起こると先生も人間だからぐったりしたり、
辛くなります。
泣いてる子供のペースに合わせてあげたい気持ちは誰しもあるし、子供さんと親御さんに
少し時間を与えて上げたくなる気持ちは誰でも持っています。でも
諸々の事情でそれが出来ないのです。
ので、皆様。
通園バスに子供をかっさらうように乗せている先生を見ても
『事務的な子だな』とか『ちょっとくらい待ってやれよ』とか考えたり、感じたりしないようにしましょう。
人にはそれぞれ事情があるもんです。
是非是非穏やかな心で。