2013.06.14
待機児童解決に向かうとき
規制改革会議で保育園の運営法人格要件緩和が決定したようです。
これについては賛否ありますが、
待機児童解消に向かっていく事が1番先なので受け入れ先が増えるならまぁイイかと思っています。
以前書いた撤退スキームについては早めに議論を始めて頂きたいところです。
で、園が増えるとなると待機児童数は減り、園児が増えます。
園児が増えると事故とかトラブルが増えます。
あってはならないのですが、これは確率論の話ですから増えるか増えないかでいうと増えるというしか
ないんです。
園児が増えたから起こるトラブルと一定の割合で起こるトラブルと言うのは分けて
考えた方がいいと思います。
保育園で子供が怪我すると先生にクレーム入れる方もお見えのようですが、
監督者が保育士で無いとき、遊んでてコケて怪我しても当然先生には何も言いません。
でも園でこけたら先生に・・・。やっぱり変ですね。
遊んだら怪我する。これも割合とかそんな類の話しだと思います。
原っぱで遊んだ回数か園にいた回数が多いのか?
どっちにしろ子供が走って遊んだらどこかで怪我します。そして子供に走るなという保育が
正しいのかどうかと言ったところです。
アレルギーのある子供さんに該当食品を口にさせてしまったとか言うのは責任を問われるべき話し
ですが、家でも園でもやることをやっていて起こったことまで議論の的になるのはちょっと違うかな。。。
と思っています。
たとえが良いのか悪いのか知りませんが、園で起こるトラブルもトラブルの程度はともかく
考え方としてはこうあるべきだと思っています。
子供さんの安全を願う気持ちは誰しも同じですし、それに関しては僕も同じです。
僕が今日書いたような極端なケースがどの程度あるのか知りませんが、
事故が起こった時に議論が別の方向に行ったり、特定の個人や園を社会が必要以上に攻撃しないよう
願いながら法人用件緩和の件や待機児童対策を見ているのですが、
待機児童解消に向かう明るいニュースの傍ら、
園やそこで働く先生方に取ってはいろんな心配や不安が増えているんだろうなと感じています。
それでも保育園や幼稚園はどうすれば子供さんを安全に受け入れられるのか、忙しい合間を縫って
考えられていますよと小さい声を上げておこうと思います。