2013.07.26
待機児童と保育士の関係
最近待機児童の対応についていろんな記事を見かけます。
パーソンズはその答えは保育士の数にあるとずっとずっと思っているわけですが、
数の確保には待遇改善と方法があります。当然給料は高いほうがいいわけですが、財源の問題もあるから
単純に給料上げろといわれても難しいですね。
で、いろんな保育士さんとお話ししているとやっぱりそこにはみんな気づいていて、じゃぁ出来ることは
なんでしょうか?と考えると働きやすさとか、仕事のしやすさと言ったところにつながります。
僕はそれは効率化を追求することにあるような気もしています。
保育時間も同じで、園の規模も同じなのに一方の保育所は残業、休日出勤だらけ、一方は皆さん定時に
帰っている。子供さんに対する思いは大切だし、一生懸命働くのは尊いことですが、
保育に対する思いとかけた時間は必ずしもイコールではないということくらいは業界全体で考えないと
どんどん成り手が無くなる気がします。というかなって来てます。
効率化と言っても保育士一人当たりの保育人数を増やしたりするのはとても危険ですし、
今も大変な保育士が更に大変になりますから、それはダメです。
ただ子供さんに関わっている以外の作業効率を見直すのはもっともっと業界全体で勧めていいんじゃないかと思います。
精神論でやってしまっていること、慣習として取り組んでいること。この辺を止めなくて良いので、
まずは変えませんかとそんなことを思っています。
思っていてもここら辺は外から変えるのは無理なのかな?と感じることも多いので、
無謀と無礼を承知でもっとぐいぐい中に入らないとダメなのかな?とそんなことを考えておるところで
ございます。
というのもこのつたないブログに到達する人たちは労働基準法とか休憩時間とか残業とか
そういったワードで到達する方が毎月増えています。
でも、このブログのアクセス自体はさほど増えていません。
これが何を意味するのかゼヒゼヒ関係者の方々には考えて頂きたいところです。
何が正しいのかどのやり方が正しいのか誰にもわかりませんが、今の状況に対して白けたり、
疑問を持つ人は確実に増えているということです。