2013.11.23
今の感じ
最近パーソンズにお見えになられる方々は2パターンにバサッと分かれる感じです。
ひとつは退職を控えて来年以降どうしようかと考える方
もうひとつはそろそろお子さんが大きくなってきたので働き方を考えている方。
後者はパーソンズも雇用実績がかなり積めて来ていますし、お子さん、ご家族の状況を鑑みながら
安定性の高い雇用が見込める園のご紹介をすること、ご家族とお仕事のバランスをとりたいことを園に
対して『会社間契約』として誠実にお願いをすること。の2点を大切にすれば
理解を頂ける園が増えていることもあり割と勧めやすいところです。
問題は前者で、やはり業界から離れることを考えた方と言うのは僕も接し方に迷いが出ます。
子供のころからの夢だろうし、社会性の高い良い仕事だと思います。
ただ、前向きにとか、ポジティブシンキング万能論では片付かない面もあります。
またそういう短絡的な今の風潮が嫌いだったりします。
パーソンズとしてはとどまってもらいたい。本人は離れようかどうしようか迷ってるときに軽々しい
事は言えないというだけです。
パーソンズ籍の先生であればその次あった時また声がけしてあげればいいと思えますが、
相談に見える方と言うのはあえて連絡先を聞いていないこともあるので、
軽々しいことを話してそれっきり会えないということもあります。
どの道を示すのが正しいのか判断も出来ません。だからただただ聞いた後、僕ならこうするを述べて
終わっているというのが正直なところです。ただ本人のミス、考え違いだと感じたことはきちんと伝えます。
頑張れ、前向けは僕あんまり言えません。
この形で良いのか悪いのかわかりませんが、相談に来ていただけた方の中には
パーソンズで話したから今も仕事続けられている気がしますとたま~にたま~に
言って頂けることもあるので、飽きもせずこのスタイルでやっています。
この時期にいらっしゃる方は涙を流す方がとても多くて僕自身よくわからん気持ちになります。
泣かないで楽しくやってる人もいる中で、
辛いつらいと泣きながら仕事することを勧めることもあるわけですから。これが正しいのか正しく
無いのか、やっぱり迷いはあるわけです。
ただ待機児童の問題云々の前に先生個人に目を向けたとき、子供のころの夢にした先生職を
納得行くまでやって欲しいとそこは正直に思っているので、そこだけは伝わるといいなと。
さてさてもうすぐ師走を迎えます。
皆様お体を大切に。