2019.09.18
保育士って未経験でもなれるの?20代or30代で保育士を目指すためにすること

こんにちは!パーソンズの松枝です。
「保育士に興味があるけど資格を持っていない…」「資格はあるけど現場で働いたことがない」などと、悩んでいる方はいらっしゃいませんか?女性の社会進出にともない、保育士の需要は年々高まっています。誰だって最初は未経験!やる気と情熱があれば、あなたもきっと働くことができます。
今回は、20代〜30代で保育士を目指す人が、保育士の仕事に就くためにすべきことを分かりやすくご説明しましょう。
1.保育士ってどんな仕事?
保育士の主な仕事は、0歳〜5歳児までの乳幼児の保育です。とは言え、子どもを預かってお世話をするという単純なものではありません。子どもたちのお世話をしながら、心身の健やかな発達を促したり、集団生活を通して社会性を身につけさせるなど、子どもの成長にとても重要な役割を担っています。
2.保育士に向いている人とは
子どもに大きな影響を与える保育士というお仕事。もちろん大きな責任がありますが、その分やりがいもたくさんあります。どんな人が保育士に向いていると言えるでしょうか。
- 子どもが大好き!
まずはやはり「子どもが好き!」という思いが大切です。保育士の仕事は単に子どもを可愛がるだけではありません。叱るときは叱り、良いところは褒める、子どものために常に何ができるかを考えることも大切です。
- 体力がある
保育士の仕事は体力勝負でもあります。子どもを抱っこしたり、安全に目を配りながら一緒に走り回って遊んだり…。スポーツをしていたり体力に自信がある人は大きな強みになりますね。
- ポジティブ思考な人
子どもとの関わりのなかで保育の仕方や、保護者の対応に悩むこともあるでしょう。そのため、できるだけポジティブ思考で物事を考えられる人は、保育士にとってのメリットになるかもしれません。
- 人とコミュニケーションをとることが好き
保護者への対応も大切となる保育士の仕事。子どもだけでなく、さまざまな年代の方と上手にコミュニケーションがとれる方は、スムーズに対応できるでしょう。また人の気持ちが分かる人は、子どもの気持ちに寄り添うこともできますね。
3.保育士資格を取得するためには?
保育士として働くためには、国家資格である「保育士資格」が必要となります。取得するには主に2つの道があります。ひとつは厚生労働省が指定する大学・短大・専門学校などの養成学校で科目・過程を履修すること。卒業時に保育士資格を得ることができます。もうひとつは「保育士試験」に合格すること。試験内容は筆記試験が8科目、実技試験が2分野あります。
4.未経験から保育士になる方法
勉強する時間がたっぷりある場合は、大学や短大など保育士養成学校に2年間通い学ぶことで、資格を得ることができます。しかし20代〜30代でまったくの未経験の場合、保育士になるためにはどのようなルートがあるのでしょうか。
独学や保育士試験対策講座で試験を受ける
大学など学校に通うことが難しい場合、保育士試験に合格することを目指しましょう。保育士試験の実技試験の合格率は8割以上ありますが、筆記試験の合格率は3割以下。独学で難しい場合は対策講座などを受講し、しっかりと試験対策を行いましょう。
保育士補助として働く
保育士の仕事をサポートする「保育士補助」という仕事があり、働きながら資格取得を目指すことができます。保育園によっては資格取得のための補助制度を設けているところも。保育の仕事に関わりながら勉強することで、より理解もしやすくなりますし、実務経験があることで採用に有利になることもありますよ。
5.最後に
「保育士に向いていないかも?」と思っても、興味ややる気があれば、働いているうちに鍛えられて適性が身につくこともあります。保育士不足が叫ばれる今、30代未経験であっても子ども好きで情熱がある人は、きっと保育士として働くことができるでしょう。最初から諦めず、今からがんばってみませんか?