2019.11.27
働きやすく好感が持てる保育士の理想的な服装は?

目次
こんにちは!パーソンズの松枝です。
保育士はいつも保護者から見られる存在です。子どもとの接し方や挨拶などはもちろん、服装やメイクまでバッチリチェックされていることも…。毎日の服装に悩む保育士の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、働きやすく好感が持てる保育士の服装についてご紹介します。
1.好感が持てる保育士の服装は?
保育士だからこそ意識したい、好感が持てる保育士の服装はどのようなものでしょうか。
- 動きやすい服
常に元気な子どもたちに接する保育士に最も適しているのは、動きやすく気軽に洗える服装です。服が汚れることも多いので、汚れを気にしていては子どもに寄り添う保育ができませんよね。動きやすいストレッチ素材で、パンツスタイルが良いでしょう。
- 安全な服
安全であることも大切な条件です。ファスナーや装飾品、ヒモのある服は子どもの危険になることも。特にボタンやビーズは子どもの誤飲の原因になるので避けましょう。
- 園の雰囲気に合わせた服
私立園の場合、園の雰囲気やテーマカラーに合わせた服を選ぶことも気にかけましょう。園の方針でキャラクターを積極的に使用しない場合もあります。またパステルカラーなど優しい色合いが多い園の場合は、服装も同じような色合いのものを選ぶと統一感が出ます。
2.保育士に適さない服装は?
反対に保育士が避けたほうが良い服装はどのようなものでしょうか。
- フードや紐、飾りのついた服
フードやヒモ、華美な装飾品は子どもの安全面を考え避けます。ビーズやボタンは誤飲にも繋がります。フードも、子どもが引っ張ったり何かに引っかかってしまうと首が絞まり危険です。
- 露出の多い服
露出の多い服は、保護者や上司からの評価に影響する可能性もあります。もちろん、子どもにも良い影響を与えるとは言い難いでしょう。特に夏場は露出が多くなりがちですが、基本的には周囲への影響を意識し、常識の範囲内で涼しい服装を選びましょう。
- スカート
動きが制限されるスカートは、活発な子どもたちと接する保育士には向きません。ただし入園式などフォーマルな行事の場合、TPOを考えた上で履くのはOKです。
3.保育中だけではなく、通勤服にも気をつけよう!
保育中だけでなく、通勤時の服装にも注意が必要です。特に公共交通機関を使って出勤している場合、ふとしたときに保護者とすれ違っていることも。そのときに必要以上に派手な服装をしていると、印象が悪くなってしまうことも考えられます。通勤服も休日のおしゃれとは分けて考え、誰に見られても問題ない服装にしましょう。
4.保育士はメイクをしても良いの?
社会人の身だしなみとして最低限必要だと言われるメイクですが、上司や保護者から好感を持たれるためにはどんなメイクが良いのでしょうか。
基本的にはナチュラルメイク
つけまつげやリップ、チークがしっかり入った濃いメイクは相手によって反感を買ってしまうことも。基本的にはナチュラルメイクを最低限行うと良いでしょう。また、安全成分の化粧品を選ぶことができると、不意に子どもと距離が近くなった際も安心ですね。そしてネイルやアクセサリーは見た目の派手さという理由だけではなく、剥がれたり落としたりしたときに誤飲やケガの原因にもなるためNGです。
日焼け止めは必須!
外遊びなどで長時間紫外線にさらされることも多い保育士の仕事。メイクのときに日焼け止めをしっかりつけることも忘れないでください。日焼け止めを選ぶときは、子どもにも使える成分のものを選ぶとなお良いでしょう。日焼け止め成分が配合されたファンデーションも使いやすくておすすめです。
5.最後に
服装ひとつで、周りの方が受ける印象は大きく変わってしまいます。いくら保育士として一生懸命働いていても、服装で周りの信頼を失うのは残念なことです。まずは子どもの安全と動きやすさを第一に考え、その上で自分らしさを出せる服装を選ぶと良いでしょう。