2019.06.05
理想の保育士になるには?日々の勤務で心がけたい10のこと

目次
こんにちは!パーソンズの松枝です。
みなさんは、どんな保育士でありたいと考えますか?
保育士さんであれば、誰しもが少なからず理想のイメージを抱いているものだと思います。子どもから親しまれる保育士、保護者から信頼される保育士、園内で頼りにされる保育士など、さまざまな視点からの理想像が浮かびますね。
今回はそんな理想の保育士になるために、どのようなことを心がければよいのか考えていきましょう。
1.誰にとっての理想であるべきか
保育士は子どもと接する仕事なので、当然子どもたちから求められる保育士でありたいですね。しかし同時に、保護者や園内の同僚・先輩たちとの関わりも必ず付いてくるもの。そういった周囲からも信頼される必要があります。
それぞれが求める理想像
- 子どもから見た保育士
どんな時も子どものことを一番に考え、いいことをしたら褒めて、悪いことをしたら叱って、子ども一人ひとりと真剣に向き合う保育士は、子どもにとって理想的ですね。
同じ目線に立つことが大切。子どもは、泣いたり、怒ったりと負の感情をぶつけてくることもあるでしょう。そんな時、その子はどうしたいと考えているのかを同じ目線で見てあげてください。子どものそういった行動には、必ず意味があるものです。
- 保護者から見た保育士
保護者にとっては、大事な子どもを預けるのですから、保育士は何よりも子どもの安全に気を配ることが求められます。園にいる間に起きたトラブルなどを、保護者に伝えることも保育士の重要な仕事です。常日頃からしっかりとコミュニケーションを図って、信頼関係を築いていきましょう。
- 園から見た保育士
子どもにとっても、保護者にとっても理想的な保育士像は、イコール園から求められるものと言ってもいいでしょう。また、挨拶など社会人としてのマナーや、仕事に対する誠実さはもちろん、子どもや保護者、園内のスタッフとの関係をうまく築けるかどうかも大切です。
2.一人で悩まない。チームが一体となる保育を目指そう
理想の保育士を目指し、一人で悩みを抱えていませんか?保育の仕事は、チームワークで成り立っています。園内のスタッフがうまく連携が取れていないと、子どもたちの思わぬケガや事故につながりかねません。子どもの安全を守るためにも、保育士同士が協力し合い、支え合うことが大切です。特に子どもの健康に関わる情報は、園内で共有しておきましょう。
もしあなたが新人さんであれば、先輩に相談したり、先輩の行動を見本にしたりして、日頃から積極的に学ぶことをおすすめします。逆にベテラン保育士であれば、新人に保育の基礎を指導し、時には悩み相談を聞いてあげることも良いチームを築くには必要なことです。園全体が一体となって理想の保育を目指したいものですね。
3.“理想の保育士”になるために、日々の業務で意識したい10のこと
ここまで、理想の保育士になるために求められることを解説してきました。毎日の仕事をする上で心がけたい10のことを、改めて以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
理想の保育士になるために意識したいこと
① 子どもの安全を第一に考える
② 一人ひとりの子どもに向き合う
③ 子どもの気持ちに寄り添う
④ 保護者との信頼関係
⑤ 保育士同士のチームプレー
⑥ 一人で抱え込まず、困ったら相談
⑦ 自分ができること、できないことを知る
⑧ 社会人としてのマナーを大切に
⑨ 自分の体調管理をしっかり
⑩ 向上心をもち、日々学ぶ
4.最後に。
さて、理想の保育士像は描けましたか?今回紹介したことを、最初からすべてやろうと無理をする必要はありません。自分は何ができていて、何が足りていないのかを分析し、まだできていないことを一つずつクリアしていけば、きっと理想に近付けるはず。
たくさんの知識と経験を積んで、子どもや保護者に求められる保育士さんを目指しましょう。
それでは、また!